秀円の大島紬

秀円の大島紬

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「大島紬 秀円」では現代感覚にあった美しい色合いを表現し制作しています。
本場大島紬伝統工芸士である重田茂和が長年培った技術をもとに糸から染色までにこだわり織り上げた本場大島紬です。

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その類い稀な加工技術・製織技法は世界にも例を見ないほどの精緻な作業を要し、
【絹100%】【先染め手織り】【平織り】【締機織により縦緯絣を形成】【手合せで縦緯絣を織り上げられたもの】という大島紬伝統技法の基本形となる5つの定義があり、完成までに長い時間がかかりとても高価な商品となります。
原料となる絹糸は、織物の仕組み上均一で丈夫な生糸を使用し、軽くてしなやかな風合いを醸し出し、
赤みを帯びた深みのある黒色で表現される本来の泥大島の他、藍大島・白大島・色大島など現在では様々な種類の大島が生産されています。
大島紬のルーツはインドの絣織りイカットと言われており、スマトラ→ジャワ→スンダ列島一帯にそして奄美大島、鹿児島に伝わったと言われております。

 

薩摩織(大島紬ツィード)
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薩摩織は大島紬秀円ランコントルの代表であり伝統工芸士でもある「重田茂和」が長年の技術を培い、大島紬の感性を融合させた弊社オリジナルの織物生地です。

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薩摩織とは古代大島紬に使われていた真綿糸と近代大島紬に使われる平絹糸を、それぞれ染め分け、管巻きし、一本の甘撚糸に仕上げ、織り込むという手間暇かけて生産されております。その生地はしっかりと厚みがありながらも尚且つ軽くて柔軟という本場大島紬のDNAを引き継いでおります。英国の織物ツィード生地と同感触な所から大島紬ツィードとも名付けられ、コートやスーツ、ストールなどのテキスタイルとして使用され好評価を得ています。薩摩織は大島紬秀円ランコントルのオリジナル製品でございます。

 

重田 茂和



鹿児島市下福元町に工房を構え、大島紬を手掛けている伝統工芸士 重田 茂和氏。元々は一人前の役者を夢見て東京で舞台役者として活躍。
家族の反対もあり帰郷した一年後に父を亡くし、家業の「重田織物」を兄と一緒に継ぐ。
昭和47年頃をピークに需要が減少し、糸問屋までもが倒産し、重田織物も含む6社の織元が連鎖倒産した。
しかし大島紬を守りたいという強い想いから2011年2月に株式会社「ランコントル」を設立し時代やニーズに合った大島紬製品づくりを続けている。

【経歴】
1980年(S55)有限会社重田織物入社
1998年(H10)大島紬秀円設立
2003年(H15)本場大島紬伝統工芸士に認定される
2009年(H21)鹿児島県絹織物工業組合専務理事に就任
2011年(H23)株式会社ランコントル設立
2011年(H23)本場大島紬鹿児島地区伝統工芸士会会長就任。
2013年(H25)デザイナー菱沼良樹氏と2013~14秋冬パリ・オートクチュール
コレクションにてコラボレーション(秀円大島紬生地使用)

【受賞歴】
平成17年 第8回日本伝統工芸士会作品展 入賞
平成19年 第10回日本伝統工芸士会作品展 入賞

【ストール作成歴】
2010年(H22) 第6代かごしま親善大使ストール採用
2011年(H23) 第7代かごしま親善大使ストール採用
2011年(H23) 九州大学100周年記念ストール(~H24)
2012年(H24) 山陽新幹線「さくら号」オリジナルストール
2013年(H25) 第9代かごしま親善大使ストール採用
2013年(H25) 清泉女子大学本館竣工100周年記念オリジナルストール
2014年(H26) 第10代かごしま親善大使ストール採用
※ その他,民間企業のイメージストールとして採用有り

大島紬ストール 秀円(しゅうえん) |

ランコントル 秀円

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